グルテンフリーを意識し始めると、まず困りやすいのがお菓子選びです。
外食よりは自分で選べるとはいえ、市販のお菓子は小麦が入っているものが多く、「結局何を買えばいいの?」と迷いやすいと思います。

結論から言うと、グルテンフリーの市販お菓子はあります。
ただし、日本では「グルテンフリー」という言葉の扱いが海外と同じではなく、消費者庁も海外の基準と日本のアレルギー表示は異なると案内しています。そのため、商品名やイメージだけで判断せず、原材料表示やメーカーの案内を確認することが大切です。

農林水産省も、グルテンフリーは小麦だけでなく、大麦やライ麦などグルテンに似た作用をもつたんぱく質を含む穀物も除外される考え方だと説明しています。米やとうもろこしなど、もともとグルテンを含まない原料で作られた食品は、グルテンフリー食品として扱われます。

この記事では、グルテンフリーの市販お菓子の探し方、買いやすい商品例、選ぶときの注意点をわかりやすく紹介します。

グルテンフリーの市販お菓子はどこで買える?

最近は、無印良品、イオン系、通販などで、グルテンフリーのお菓子や関連商品を探しやすくなっています。無印良品は公式サイトに「グルテンフリー」の検索ページを用意していて、関連商品を探せるようにしています。イオンのトップバリュも、「やさしごはん」シリーズで特定原材料8品目不使用の商品を展開しています。

ただし、「小麦不使用」と「完全なグルテンフリー」は同じ意味ではありません。特に日本では、海外のように統一された表示基準で単純に見分けられるわけではないため、商品ごとの確認が前提になります。

市販で見つけやすいグルテンフリーお菓子の例

ここでは、比較的見つけやすく、公式情報で確認しやすい例を紹介します。

トップバリュ やさしごはん おこめでつくったクッキータイプ

イオンのトップバリュ「やさしごはん」は、特定原材料8品目を使用していないシリーズとして案内されています。中でも「おこめでつくったクッキータイプ プレーン」は、原材料が発芽玄米粉や白米粉ベースで、商品ページでも米粉を使ったクッキー風の焼菓子と説明されています。

このタイプは、「小麦系のお菓子が食べたいけれど、まずは市販品で試したい」という人に選びやすいです。スーパー系で探しやすいのも使いやすいポイントです。

無印良品のグルテンフリー系おやつ

無印良品は、公式サイトで「グルテンフリー」商品を検索できるほか、諸国良品でグルテンフリーのグラノーラ系おやつを扱っています。たとえば「素意 ひとくちグラノーラつぶ」は、商品ページで白砂糖不使用、グルテンフリーのザクザク食感のおやつと案内されています。

無印良品は、お菓子そのものだけでなく、米粉のパンケーキミックスのような関連商品も扱っています。市販のおやつをそのまま買うだけでなく、自宅で比較的手軽にグルテンフリー寄りのおやつを作りたい人にも向いています。

グルテンフリーのお菓子として選ばれやすいジャンル

市販品で探すなら、次のようなジャンルは比較的候補にしやすいです。

まず、米粉クッキーです。原料が米粉中心なら、小麦系クッキーの代わりとして選びやすいです。トップバリュの米粉クッキー系はその例です。

次に、グルテンフリーのグラノーラやグラノーラスナックです。無印良品の諸国良品では、グルテンフリーのグラノーラおやつが販売されています。

また、農林水産省は、米はもともとグルテンを含まない原料だと説明しているので、米・玄米・とうもろこしベースのお菓子は候補になりやすいです。もちろん最終的には商品ごとの確認が必要ですが、原料の見方としてはわかりやすいです。

市販お菓子を選ぶときに注意したいこと

ここはかなり大事です。
グルテンフリーのお菓子を探すときは、「グルテンフリーっぽい」だけで決めないほうが安心です。

消費者庁は、海外の「グルテンフリー表示」と日本のアレルギー表示は基準が異なると説明しています。また、小麦アレルゲンを含む食品に「グルテンフリー」と強調表示すると、消費者が小麦アレルゲンを含まないと判断するおそれがあり、問題となる可能性があると案内しています。

つまり、
「米粉入り」
「小麦不使用っぽい見た目」
「健康そうなパッケージ」
だけでは十分ではありません。

見るべきなのは、
原材料名
アレルギー表示
メーカーの商品説明
です。特に、小麦だけでなく、大麦やライ麦由来の原料にも注意が必要です。農林水産省も、グルテンフリーでは大麦やライ麦も除外対象に入ると説明しています。

グルテンフリーのお菓子を選ぶコツ

市販品で失敗しにくくするには、選び方をシンプルにすると楽です。

まず、公式サイトで商品情報が確認できるものを選ぶこと。トップバリュや無印良品のように、商品ページで原材料や特徴を確認しやすいブランドは選びやすいです。

次に、米粉、玄米粉、とうもろこしなど、もともとグルテンを含まない原料が主原料のものを探すことです。農林水産省は、米やとうもろこしをグルテンを含まない食品の例として挙げています。

さらに、シリーズで管理されている商品を選ぶとわかりやすいです。トップバリュの「やさしごはん」は、特定原材料8品目不使用としてシリーズ化されています。

こんな人は特に表示確認が大事

グルテンフリーをゆるく意識している人より、小麦をしっかり避けたい人は特に慎重に見たほうがいいです。

消費者庁の資料でも、日本ではグルテンフリー表示とアレルギー表示の考え方が同じではないとされています。小麦アレルギーがある人や、厳密に避けたい人は、原材料表示とアレルゲン情報を必ず確認するのが前提です。

まとめ

グルテンフリーの市販お菓子は、今は以前より探しやすくなっています。無印良品は公式サイトでグルテンフリー商品を検索でき、イオンのトップバリュには特定原材料8品目不使用の「やさしごはん」シリーズがあります。実際に、米粉ベースのクッキーや、グルテンフリーのグラノーラ系おやつが販売されています。

ただし、日本では「グルテンフリー」の見え方とアレルギー表示の考え方が海外と同じではありません。だからこそ、市販のお菓子を選ぶときは、商品名より原材料表示を見ることがいちばん大切です。

最初は、米粉クッキーやグルテンフリーのグラノーラ系のような、原料がわかりやすいものから試すと選びやすいです。

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