グルテンフリーを意識していると、和菓子は食べていいのか迷うことがあります。洋菓子よりは安心そうに見える一方で、すべてが大丈夫とは言い切れないからです。

結論からいうと、和菓子にはグルテンフリーになりやすいものが多いですが、全部ではありません。
理由は、和菓子には上新粉、白玉粉、もち粉、道明寺粉など、米由来の材料がよく使われる一方で、どら焼きやまんじゅう、焼き菓子系の和菓子には小麦粉が使われるものも多いからです。農林水産省は、米粉にはグルテンが含まれず、上新粉や白玉粉、もち粉、道明寺粉などが和菓子に使われてきたと説明しています。

この記事では、和菓子がグルテンフリーと言えるのか、食べやすい和菓子、注意したい和菓子をわかりやすく紹介します。

和菓子はグルテンフリーのものが多い?

和菓子は、洋菓子に比べるとグルテンフリーの選択肢が多いです。
その理由は、和菓子には米を粉にした材料が昔から多く使われているからです。農林水産省は、米粉にはグルテンが含まれず、上新粉や白玉粉、もち粉、道明寺粉は和菓子の材料として古くから親しまれてきたと案内しています。

たとえば、白玉粉は白玉だんごや大福、求肥の原料になり、上新粉は団子や柏餅、せんべいなどに使われます。つまり、和菓子はもともと米ベースで作られるものが少なくないため、グルテンフリー寄りのお菓子として選びやすい面があります。

ただし、ここで大事なのは、米粉を使っている和菓子でも、必ずしもグルテンフリー商品とは限らないことです。農林水産省は、米にはグルテンがない一方で、用途によってはグルテンを加える場合もあると説明しています。和菓子でそこまで多くはありませんが、原材料表示の確認は必要です。

グルテンフリーになりやすい和菓子

和菓子の中でも、比較的グルテンフリーになりやすいのは、米粉やもち米が中心のものです。

代表的なのは、
大福
白玉だんご
求肥
おはぎ
道明寺の桜餅
柏餅
あたりです。

白玉粉は大福、求肥、白玉だんごの原料になると農林水産省が説明していますし、道明寺粉は桜餅やおはぎの原料として使われます。上新粉は団子や柏餅、せんべいなどに使われています。

つまり、もち系、だんご系、米を主原料にした和菓子は、グルテンフリーの候補になりやすいです。特に、材料がシンプルな和菓子ほど判断しやすいです。

注意したい和菓子

一方で、和菓子なら全部安心というわけではありません。
注意したいのは、小麦粉を使いやすい和菓子です。

たとえば、
どら焼き
カステラ
まんじゅうの皮
今川焼・大判焼き
一部のせんべい
などは、小麦粉が使われていることが多いです。

特に、ふんわりした生地、焼き菓子っぽい食感のもの、皮がしっとりしているものは、小麦粉ベースのことが少なくありません。和菓子は見た目だけでは判断しにくいので、「和菓子だから大丈夫」と思い込まないほうが安心です。米粉が和菓子に広く使われる一方で、小麦粉を使う和菓子も普通に存在するため、原材料確認が必要です。

せんべいはグルテンフリー?

せんべいは少しややこしいです。
農林水産省は、上新粉がせんべいなどの米菓に使われると説明しています。つまり、米せんべい自体はグルテンフリー寄りです。

ただし、味付けに使うしょうゆや、原材料の一部に小麦が入っている場合があります。さらに、米菓でも製品によっては別の原料が加わることがあります。せんべいは「米のお菓子」という印象が強いですが、実際には商品ごとに確認したほうが安全です。グルテンフリーを厳密に考えるなら、製品表示を見るのがいちばん確実です。

和菓子をグルテンフリーで選ぶポイント

和菓子を選ぶときは、名前よりも原材料を見たほうが確実です。

見ておきたいのは、
上新粉
白玉粉
もち粉
道明寺粉
のような米由来の粉です。これらは農林水産省でも和菓子材料として紹介されています。

逆に、
小麦粉
小麦でん粉
しょうゆ由来の小麦
などが入っていないかは確認したいポイントです。グルテンフリー表示についての農林水産省資料でも、小麦・大麦・ライ麦由来成分を含まないことが前提とされています。

市販の和菓子は「原材料表示」を見るのが大事

和菓子は手作りや個人店の商品も多く、見た目だけで判断しにくいです。
そのため、市販品では原材料表示を見ることがとても大切です。

特に、グルテンフリーをしっかり意識している人は、
「米粉使用」だけで安心しないことも大事です。
農林水産省は、米粉そのものにはグルテンがない一方で、用途によってはグルテンを加えることもあると説明しています。つまり、「米粉入り」と「グルテンフリー」は同じ意味ではありません。

和菓子はグルテンフリー向きのおやつ?

全体として見ると、和菓子はグルテンフリー向きのおやつを選びやすいジャンルです。
洋菓子は小麦粉が使われることが多いですが、和菓子は米由来の材料を使うものが多いため、選び方次第でかなり取り入れやすいです。農林水産省も、米粉が古くから和菓子に使われてきたと説明しています。

ただし、「和菓子=全部グルテンフリー」と考えるのは危険です。
食べやすいのは、団子、大福、求肥、おはぎ、道明寺桜餅のような米ベースのもの。
注意したいのは、どら焼き、まんじゅう、カステラ、焼き菓子系です。

まとめ

和菓子は、グルテンフリーのものが多いジャンルです。
その理由は、上新粉、白玉粉、もち粉、道明寺粉など、グルテンを含まない米由来の材料が昔から和菓子に使われているからです。農林水産省も、米粉にはグルテンが含まれず、これらの粉が和菓子材料として使われてきたと説明しています。

一方で、どら焼きやまんじゅう、カステラなど、小麦粉が入る和菓子もあります。
そのため、和菓子をグルテンフリーで選ぶなら、
「和菓子かどうか」ではなく、「何で作られているか」で見ることがいちばん大切です。

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